サービス紹介

目的のタンパク質を繭に生産する遺伝子組換えカイコの作出

カイコの特徴として、ご存知のようにカイコの繭から絹糸がとれます。長い歴史の過程で、より大きな繭を作るようにカイコの品種改良が進められました。その結果、もはやカイコは人間の手を離れて生存できない完全な家畜となり、絹糸をひたすら生産する生物工場となりました。
そして現代では、遺伝子組換え技術によって目的のタンパク質を繭に作らせることができるようになりました。医薬となるタンパク質や抗体なども作ることができます。いわば、タンパク質の生物工場です。
本サービスでは、目的のタンパク質を繭に生産する遺伝子組換えカイコを作出いたします。

メリット

※下表は画面に収まらない場合、左右にスライドしてご覧いただけます。

細胞系 微生物 カイコ 遺伝子組換えカイコの特徴
スピード × 遺伝子の導入から目的タンパク質が得られるまで約6ヶ月かかる
生産力 飼育規模の拡大により、生産量の増大が容易
コスト 良い発現ラインが得られれば、コストの大幅低減が可能
品質 ×
  • 糖鎖修飾する(遺伝子組換えによりヒト型も可能)
  • 高分子タンパク質も合成可能
  • 多量体の形成も可能
  • リポ多糖を含まない
純度 × × 繭から抽出した場合、夾雑物が極めて少ないので、精製が楽
安全性
  • ヒトに感染する病原菌の混入はない
  • 微生物由来毒素の混入はない
  • 動物由来成分(血清など)を使用しない

「遺伝子組換えカイコの利用に関する勉強会」(2018年2月23日)資料を改変

遺伝子組換えカイコ作出(受託サービス)

フルセット
ベクター構築〜注射〜G0飼育〜スクリーニング(G1世代)〜アクチベーター交配〜高発現カイコ(G2世代)飼育〜収繭〜納品
ベクター持ち込み
注射可能なベクターをご用意いただいて、注射以降の作業のみ承ることも可能です。
注射のみ
カイコをご自分で飼育することが可能な場合は、注射後すぐにお客様に卵を返却いたします。注射の費用のみのお得なプランです。

受託飼育(受託サービス)

タンパク質生産
既存の組換え系統をご希望の頭数飼育して、繭を納品します。
系統維持
80頭を飼育して次世代卵をお採りします。卵は冷浸卵として半年間保存いたします。